振動子形状の選び方
投込型振動子
密閉構造の箱型振動子内部に素子が接着されており、既存水槽にそのまま設置が可能です。
振動子の移動、移設、入替が容易に行えることから一番スタンダードな振動子形状といえます。
フランジ型振動子
平板に振動素子を接着しており、水槽設置部に振動子同等サイズの切り欠きを設け、
パッキンを介してボルト、ナットで締め上げ設置します。
水槽とほぼ同等サイズまで振動子をレイアウトできるため
効率の良い水槽設計が行え、液体消費量の最適化が可能です。
底付け型振動子
箱型振動子の底部にブッシュを設け、Oリングを介し、ナットで締め上げ設置します。
フランジ振動子と比較し、水槽底部の切り欠き面積が小さいため、メンテナンス時の増し締めが容易です。
振動子の強度も比較的高く、密閉性も確保しやすいことから真空超音波などに良く使用されています。